状況
今回見直すのは「商品スペックと特徴のメモから、商品説明文とよくある質問(FAQ)の下書きを作る」です
課題と変化
AIは「仕様や特徴のメモから、説明文と想定質問の下書きを組み立てる」を補助します
しくみ
AIツールをこう組み合わせます
効果
想定条件では、10時間の削減余地を試算します
この数値は想定条件に基づく試算で、実績や効果を保証するものではありません。
次の一手
小さく試し、費用対効果を確かめてから広げます
私たちは、最初に、よく売れる商品と、季節ごとに差し替えの多い商品の、いまの説明文とよくある質問を棚卸しします。ここで見るのは、カテゴリーごとに書くべき項目(素材、サイズ、使い方、お手入れ、対応機種、返品や保証、送料)がそろっているか、同じ種類の商品で言い回しがばらついていないか、仕入れ先の資料に価格や型番の欠けがないかです。ブランドとして守りたい言い回しは、見本になる商品ページから抜き出して型にします。あわせて、景品表示法や薬機法に触れやすい言葉(「効く」「治る」「予防」「日本一」「完全」など)を、扱う商材に合わせて禁止語の一覧にまとめます。仕入れ先の資料が商品ごとにばらばらで欠けがあるままでは、AIも正しい下書きを作れないため、資料の型と欠けを先に見えるようにすることが第一歩です。
次に、AIの出力を「説明文とよくある質問の下書き」「根拠に使ったメモ」「要確認の箇所」の3つに分けます。私たちが重視する判断基準は、価格、在庫、型番、送料はメモにある事実だけを使わせること、効能や他社との優劣をAIに推測で言い切らせないこと、そしてブランドの言い回しから外れた箇所を担当者がすぐ直せることです。景品表示法や薬機法に触れる表現の最終判断は人、AIは下書きと質問の候補まで、という責任の境界も手順書に書き残します。試行は、価格と在庫が安定した1つのカテゴリーの新商品から始め、下書きの直しの件数、確認にかかる時間、公開までの時間を測ります。そのうえで、効能の表現に気をつかうアロマや洗剤、健康雑貨のような商材へ広げるかを判断します。
1か月10時間は、30分×40件×50%÷60分で置いた試算であり、効果を保証する値ではありません。私たちは、下書きの時間だけでなく、その後の確認や、行きすぎた表現の差し戻しにかかる時間も、試す前と後で同じ条件にそろえて測ります。10時間に商品担当者の時間単価を掛けた金額と、資料の初期整理、型や禁止語の設定、運用にかかる費用を並べれば、費用を上回る価値を見込めるかを、自社の数字で判断できます。まずは1つのカテゴリーで確かめてから対象を広げる順にすれば、大きな先行投資をせずに効果を見極められます。
※ 本記事は想定モデルケースです。実在の企業・センテの顧客の事例ではありません。
